町田・相模原イーストメリーウインドオーケストラ

〜Eastmerry presents〜 CLATZ Live! / Live&Diner Crop(2011/10/30)

むかしむかし、イスメリはクラリネットの人数が少なく、賛助メンバーの力を借りないと演奏会ができないほどでした。しかしこの数年、素敵な巡り合わせなどいろんなことがあり、クラリネットパートの人数は増加の一途。そんななか、正団員のみで初めて(かな?)クラリネットアンサンブルを披露した「夏メリはじめました。」の打ち上げにて発せられた「アンサンブルやりたい!」という声がきっかけで、クラリネットパート&有志クラリネット吹き(じつはユーフォ吹きが2名混ざっているミステリー)によりいつの間にか結成されていた部活動「CLATZ(クラッツ)」

土曜日メインになったイスメリの代わりになにやら日曜日に部活動しているメンバーがいるぞ、とざわざわしていた団内でしたが、「第六回定期演奏会」のロビコンで遂にお披露目。ますます軌道に乗ったクラッツさんたちは、単独ライブの開催を目標に更なる躍進を続けていくのでした。すみません、内部事情知らないパーカス人があることないこと書いてます。多分そんな間違ってない。

そんなこんなで2011年10月。遂にクラッツライブの日がやってきました。コンサートではなく、ライブ。そう、今回の会場はなんと、成瀬にあるライブハウスCropさん。名前がまたクラップで、クラッツがクラップ、ニクいじゃーないですか。どんな会場かというのは下の写真を見て頂ければ伝わると思いますが、とにかく素敵なお店でした。こんなところで演奏してみたい!と誰もが思うような。ニクいじゃーないですか…。

完全チケット制ということで、用意された50枚のチケットはなんとSOLD OUT! 超大入のなか、イスメリが誇る「おでこの光で露出オーバー」「おでこの光で写真がブレない」ことPT氏のユルいアナウンスからライブは始まりました。カウンターで注文したお酒を飲みながら、仲間たちの演奏を観る側にまわるこの至福。じつに素晴らしい企画。ちなみにこのクラッツには我らが団長(いつも指揮振ってる人ね)も所属しているので、久々に楽器を吹く団長が見れるというのも嬉しいところ。

プログラムを見て頂くと分かるように、四人編成のカルテットからメンバーを入れ替えつつ徐々に人数を増やし最終的には弦バスまで入ったクワイアーへ。曲も馴染みのある曲や面白い曲が多く、特に「虫の謝肉祭」という「鈴虫からモスラまで(果てはフマキラー)」な虫メドレーではプレゼントつき虫当てクイズが開催されるなど、誰でも楽しめるライブになっていました。お披露目ロビコンでも演奏されたピアソラの「天使の死」もパワーアップしてアツい再演! ある曲では「馬」のゲスト出演もあったり…?!

「リクディム」「ホイ!」で和やかにライブは終了。そのままお店でしばらくまったりと飲みタイム。お客さんの7割はイスメリメンバーでしたが、多分みんな楽しんだと同時にすごいジェラシーを感じちゃったんじゃないでしょうかね。ここで演奏してみんなに見られたい!って誰しも思っちゃったんじゃないですかね。そんな刺激的な、イスメリの歴史に刻まれる記念的なライブでした。クラッツのみなさん、お疲れ様でした! vol.2も楽しみにしてますよー!

※ちなみに今回の写真、過去最高に気合いの入ったものになってしまったため、ひそかにクリックで拡大します。

CLATZ Live!の模様

プログラム

  • 1st stage
    • Quartet: 組曲「シティー・シーン」 / T.トンプソン
    • Quartet: となりのトトロメドレー / 久石譲(石川亮太 編)
    • Quintet: ドラゴンクエストV 天空の花嫁 より /すぎやまこういち
    • Quintet: フォスター・ラプソディー / 鈴木英史 編
    • Sextet: アイネ・クライネ・ナハトムジーク より 第一楽章 / W.A.モーツァルト(成田真理 編)
  • 2nd stage
    • Nonet: 天使の死 / A.ピアソラ(かとうまさゆき 編)
    • Nonet: 虫の謝肉祭 / 磯崎敦博 編
    • Quire: スリーダンス / G.ウールフェンデン
  • アンコール
    • Quire: リクディム より 第四楽章 / J.ヴァンデルロースト