【特報】イスメリの第五回定期演奏会は、こうだ!
今回でイスメリの定期演奏会も第五回となります。ちょっと記念すべき最初の節目、果たしてどのような内容になるのでしょうか。昨年に引き続き、今年も特設ページを設けてみました♪
第一部:まあよくある吹奏楽ステージ
第五回の幕開けを飾るのは、清水大輔「セレブレイト」。とても華やかで、まさにオープニングにふさわしい一曲と言えるでしょう。二曲目は広瀬勇人「アルカディア」。『パラダイス(アルカディア)を夢見て長い旅に出た少年が、道中で数々の困難に立ち向かいながらも、ついに夢に見た土地にたどり着く』という、ファンタジー要素たっぷり(?)の楽曲です。
第一部最後は、N.ヘス「イーストコーストの風景」を全曲お送り致します。第三回の「グローバル・ヴァリエーション」に引き続きヘス作品に挑んだイスメリですが、やはりヘス作品は難しい…! 本番までにそこそこの出来になっていることを願っておいてください。
第二部:〜これといってコンセプトはございません〜
比較的毎年コンセプチュアルにお送りしようと意識していたりする第二部ですが、今回はこれといってコンセプトのないごった煮感満載でお送り致します(笑) …と言っても、ひとひねりふたひねり加えてあるのがイスメリです! 前代未聞、あんな楽器でのソロ?!なんてのも予定しております。お楽しみに!
第三部:楓葉の舞
第三部、今年もイスメリは大曲に挑みます。毎年毎年「去年より更に大きい曲を!」と欲張り続けた結果、今回は遂に自らの首を絞めてしまいそうな大曲です。ぶっちゃけ、身の程知らずと言えるでしょう(笑)
前置きが長くなりましたが、そんな今回のメイン曲は長生淳「楓葉の舞」。ヤマハ吹奏楽団による委嘱作品「四季連祷」シリーズの最後、「秋」に位置する楽曲です。楓の葉がはらはらと舞い落ちるような光景が非常に美しく描写されていたりしつつも、必ずしも全体が秋をイメージしているわけではないようですが、作曲者によれば「この曲に取りかかる前に聞いた、団員の一人がどうしても続けられなくなって退部するという話、そのときの表情、それから私自身も四年目でいわば卒業し、短い間ながらいいおつきあいだった方々とお別れ……といったことからくる感傷が、やはり曲に影を落としているようで、そこが秋らしい、といえるかもしれません。」とのこと。
イスメリにおいても、この一年は創立メンバーの就職、それに伴う退団・休団など、感傷の多い年でした。そういったことも踏まえると、この曲はまさに今のイスメリにふさわしいと言えるのかもしれません。とにかく難しい曲で、これを書いている2010年元旦時点でもまだ形になっていない部分が多々あります。これから本番までの二ヶ月弱でどれほど曲に対する理解を深められるのか、イスメリの底力を信じて頑張りたいと思います。
…とまあいろいろ書きましたが、難しいことは抜きにして本当に素晴らしい楽曲です! この楽曲の素晴らしさを極力伝えられるよう団員一同練習に励みます、どうぞご期待下さい。
と、いうわけで…
今回もイスメリらしい欲張り感で、いっぱいいっぱいにお送りします。これまでイスメリを見たことがある方も、まだ見たことがないという方も、第五回定期演奏会、是非ご来場下さいませ! 今回は会場もホーム中のホーム町田市民ホールです。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております♪